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執筆:Iva Seleš

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Sogouにウェブサイトを登録する方法と、ICP備案が必要になった理由

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Sogouは、Tencentが所有する検索エンジンです。Baiduと比べれば小規模ですが、長くTencentの製品と近い位置にあり、WeChat公式アカウントで公開された記事をインデックスするSogou WeChat Searchも運営しています。かつては海外企業でも、Sogouのウェブマスターツールでファイルやmetaタグを使ってサイトを認証し、URLを送信できました。2026年10月時点で、このツールはICP備案(ICP备案)のないサイトの追加を受け付けておらず、中国本土の外でホスティングされたサイトはICP備案を取得できません。このガイドでは、Sogouとは何か、何とつながっていて何とつながっていないのか、ICP備案のルールが御社にとって何を意味するのか、そして備案がなくても何ができるのかを解説します。

Sogouとは

Sogouは2004年、ポータルサイトのSohuの中で始まりました。2013年9月にTencentが出資し、自社の検索エンジンSosoをSogouに統合しました。Sogouは2017年11月にニューヨーク証券取引所に上場し、2021年9月23日にTencentによる非公開化が完了しました。それ以降、SogouはTencentの完全子会社で、独自の決算は公表していません(Sogouの発表)。ウェブマスターツールの連絡先も、現在はTencentのアドレス(zzpt@tencent.com)になっています。

どれだけのトラフィックをもたらすか

StatCounterによると、2026年9月の中国における検索経由の流入のうち、Sogouのシェアは2.56%で、2026年9月までの12か月間は毎月1.62%から2.65%の間でした(StatCounter)。スマートフォン(3.36%)のほうが、デスクトップ(1.49%)よりやや強くなっています。StatCounterが数えているのは、同社の計測コードを設置したサイトへの、検索結果からのクリックです。そのため標本は海外向けのサイトに偏っており、アプリ内の検索はまったく数えられていない可能性が高いでしょう。

WeChatとの関係:実際につながっている部分と、そうでない部分

Sogouはよく「WeChatの裏にある検索エンジン」と紹介されます。文書で裏付けられた事実はそれより限られており、しかも2021年で途切れています。

  • SogouはWeChatを検索している。Sogou WeChat SearchはWeChat公式アカウントで公開された記事をインデックスしており、Sogouは2021年、自社をそのすべてにアクセスできる唯一の汎用検索エンジンだと説明していました。これはSogouがWeChatのコンテンツを検索しているということであって、WeChatが御社のウェブサイトを表示するということではありません。
  • WeChatはかつて、外部のウェブの検索にSogouを使っていた。Sogouの最後の年次報告書(2021年3月にSECに提出)によると、Tencentは2017年10月、WeChatの外にある情報をSogouの技術で検索する機能を追加しました。また2020年9月からはSogouがWeChatの「優先的なサードパーティー検索機能」となり、Tencentのユーザー体験の要件を満たしていれば、2023年9月まで1年ごとに更新できることになっていました。同じ報告書は、Mobile QQ Browserとqq.comでSogouが標準の検索エンジンになっていることを挙げ、2020年12月にはSogouの検索トラフィックの約39%がTencentのサービスから来ていたとしています。

それ以降、これらの取り決めが続いているかどうかを示す公開情報はありません。ですから、Sogouに載ればWeChatにも載る、という約束には注意してください。取り決めが公になっていた時期でさえ、WeChatがSogouの結果をどう使うかはTencentが決めることであり、Sogouのウェブマスターツールを通ってWeChatに入れる経路ではありませんでした。

ICP備案のルール

Sogouのヘルプページは、3段階のアクセスレベルを説明しています(Sogouの認証ヘルプ)。

  • 追加済み・未認証:ほとんど何も使えません。
  • 認証済み(サイトのルートに置くファイル、またはsogou-site-verification metaタグによる):アカウントが上級管理者となり、サイトのデータを閲覧し、基本的なツールを使えます。
  • 所有者(最長7営業日の審査を経て):サイトのICP備案、会社の統一社会信用コード(统一社会信用代码、中国企業の登録番号)、運営担当者の中国の身分証が必要です。所有者になると、ツールのすべての機能が使えるようになります。

つまり書面上は、海外のサイトでも備案なしで2段階目までは到達できることになります。実際には、もうできません。2026年10月時点で管理画面はICP備案のないサイトの追加を受け付けないため、中国本土の外でホスティングされたサイトは認証の段階までたどり着けません。Sogouはこの変更を発表していません。最新の公開のお知らせは2026年2月のもので、ヘルプページはいまも上記の3段階を説明しています。

それ以前から、ほとんどの海外サイトには手の届かない機能が2つありました。会社名義のICP備案があるサイトにしかSogouが与えない公式サイトバッジ(官网认证)と、Sogouが招待制でしか開放しないサイトマップ送信です。

ICP備案とは何か、誰が取得できるのか

中国本土でホスティングされるウェブサイトには、インターネット情報サービス管理弁法(2000年国務院令第292号)と、非営利性インターネット情報サービスの備案に関する弁法(情報産業部令第33号、2005年3月20日施行)に基づき、すべてICP備案が必要です。どのようなものかは、Sogou自身のトップページを見ればわかります。sogou.comのフッターには備案番号(京ICP备11001839号-1)があり、商用サービスであるため、ICPライセンスの番号(京ICP证050897号)も記載されています。

  • 備案を行うのは中国本土の組織または個人です。中国本土に子会社、支店、駐在員事務所のいずれも持たない海外企業は、通常、備案できません。
  • 手続きは中国本土のホスティング事業者を通じて、中国語で行います。事業者は備案のないサイトにサービスを提供できません。
  • 香港や海外でホスティングされたサイトには備案は不要で、取得もできません。
  • 省の審査期間は法律上最長20営業日です。Tencent Cloudの目安では、拠点、サーバー、ドメインがそろってから、省によって約1週間から6週間かかります。

ICP備案がある場合:登録の手順

  1. サイトの追加:zhanzhang.sogou.comでサイトを追加し、ファイルまたはmetaタグで認証します。
  2. 所有者資格の申請:ツールのすべての機能と公式サイトバッジが必要なら、備案、統一社会信用コード、運営担当者の身分証を添えて申請します。
  3. URLの送信:2026年10月時点の上限は、認証済みサイト1件につき1日20件のURLでした。
  4. 必要ならサイトマップの枠を依頼:Sogouがサイトマップ送信を開放するのは、サイトにオリジナルのコンテンツや代わりのきかないコンテンツがある場合や、正しくクロールできない場合で、それ以外の場合はメール(zzpt@tencent.com)で依頼します。ファイルはtxtまたはXMLで、1ファイルあたり50,000件のURL、10MBまでです(Sogouのサイトマップヘルプ)。Sogouは、サイトマップそれ自体が収録や順位に影響することはないとも書いています。

ICP備案がない場合:それでもSogouにサイトを見つけてもらう方法

このルールで閉ざされるのはウェブマスターツールであって、インデックスではありません。Sogouの規約によれば、robots.txtで拒否していないサイトはすべて収録してよいものとして扱われ、クローラーはリンクをたどります。2026年10月29日に中国本土の外からsogou.comで検索したところ、python.org、docs.python.org、そして同サイトのほかの部分のページが表示されました。大規模な海外サイトが収録されているのは明らかです。小規模なサイトをSogouがどこまでカバーしているかは、Sogouの外の誰にもわかりません。

  • クローラーを通す。Sogouのクローラーは「Sogou web spider」と名乗ります(Sogouのクローラーヘルプ)。SogouはIPアドレスのリストを公開しておらず、本物のアクセスは逆引きDNSで.sogou.comで終わるホスト名になります。2026年10月からは一部のリクエストにWeb Bot Authによる署名も付けており、その検証用の公開鍵をSogouが公開しています。ボット対策が署名付きのクローラーを前提にしているなら、これが役に立ちます。
  • 中国本土からサイトにアクセスできるようにする。ブロックされたホストのフォント、スクリプト、ウィジェットは使いません。
  • きちんとした簡体字中国語のページを公開する。タイトルとディスクリプションも中国語にします。
  • Sogouがすでにクロールしている中国のサイトからリンクを得る。
  • まずBaiduに載る。Baiduのトラフィックははるかに大きく、備案のないサイトでも認証とURL送信をいまも受け付けています。

当社がお手伝いできること

当社はかつて、Baiduと並んでSogou、360 Search、Toutiao Searchへのサイト登録も行っていました。2026年10月にこれをやめたのは、いずれもICP備案のないサイトの追加を受け付けなくなったためです。

Baiduはそうしたサイトでもドメイン認証とURL送信を引き続き受け付けており、当社のBaiduサイト登録代行が1ドメインあたりの定額でこれをお引き受けします。当社のポータルで御社サイトのBaiduデータを12か月ご覧いただける利用権も含まれます。残る2つの検索エンジンについては、360 SearchとToutiao Searchのガイドで解説しています。中国本土での拠点設立と中国国内でのホスティングを検討されているなら、お打ち合わせをご予約ください。

サービス

Baiduなら、今もサイトを受け付けています

Baiduは、ICP备案のないサイトでもドメイン認証とURL送信を受け付けています。当社が送信を代行し、御社サイトのBaiduデータを当社のポータルで12か月ご覧いただけます。1ドメイン、490ユーロの一括払いです。

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